・トレーラーの維持費や車検費用について
・メリットとデメリットによる経済的な視点
トレーラーの購入において大切なのは、デメリットを理解しておくことです。
期待通りのトレーラー生活が実現しないと、購入の興奮も悔いに変わってしまいます。トレーラーを単なる置物として眠らせておくことは、無駄な支出になりかねません。それどころか、金銭的な負担となりかねない状況も生まれます。
そこで今回は、トレーラーを買う前に期待値だけではなく、デメリットも含めてみていこうとおもいます。
牽引免許不要の車検費用は!?
トレーラー本体(例250kg)と積載物(例500kg)の牽引総重量が750kg以下であれば、牽引免許は必要ありません。
例)尼崎工場での基本車検費用
軽トレーラー 計78,650円
(÷24ヵ月=月額 3,378円)
維持費10,825円×2年車検=21,650円
車検整備費 27,800円
ベアリング交換 9,200円
車検代行費 20,000円
※当社正規店での車検で最大5年間無料保証
当社の純国産トレーラーは特注以外は全て牽引免許不要で製造しております。軽トレーラーの最大積載量は350kgです。
トレーラーを所有する
『メリット・デメリット』
日本の都心部は道路や駐車場が狭く、トレーラーを駐車するスペースが限られているのが、所有が難しい一因です。また、停車して休憩できる場所も制約があります。
メリット | デメリット |
---|---|
自家用車で牽引可能 車体価格・維持費が抑えられる 車内で立てる広い空間 積載量が約2倍運べる 切り離すことができる 輸送費が「約1/4」で済む 目立つので宣伝効果がある 常設店舗として使える | 牽引状態ではJAF無効化 保険のロードサービス無効化 PAで修理の切り離し不可 放置はほぼ認めて貰えない 高速代金が1段階割高に 走行中は中に乗れない 2台分の駐車スペース必須 狭い道でバック不可 全長が長く事故の危険性UP コンビニに入る駐車場も選ぶ 坂道での負荷が大きい 燃費が悪くなる可能性 Uターンがほぼできない |
トレーラーのおすすめポイント
トレーラーには確かにデメリットが存在しますが、同時に独自の魅力も備わっています。
- 設計自由度が高い:
- 物流、輸送、旅行、建設、農業など、異なる分野で利用され、それぞれの要求仕様が異なります。この多様性に対応するため、トレーラーのサイズやデザインは多岐にわたり、利用者の要件に合わせて高度にカスタマイズすることができます。
- 所有リスクが低い:
- 魅力的な広告宣伝効果が期待でき、かつ高い耐久性と長寿命が特徴のトレーラーは、故障が少なく追加費用が抑えられるという利点があります。これに加えて、資産価値の減少が抑えられる傾向があります。
トレーラーを手放す際の資産価値を考慮するなら、売却時にメンテナンスが引き継げるメーカーのトレーラーを購入することがおすすめです。メーカーが優れた品質を提供している場合、中古市場でもその価値が認識され、売却時に有利な条件で取引できる可能性が高まり、初期投資のリスク低減に繋がります。
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まとめ
トレーラーの最大の課題は、「駐車スペース」の確保です。都心部ではなく、広大な土地が利用可能な地域であれば、トレーラーの利点を最大限に発揮できるかもしれません。一方で、トレーラーは動くコンテナとしても活用可能であり、まるで「常設店舗」のような役割も果たします。
トレーラーは新しいビジネスや展開方法の柔軟な選択肢となるかもしれません。